仲田修子Blog

2008-11-23 18:32:25

秋の石神井公園

tag: 瀬山研二エッセイ

冬の気配が近づいてくるのを感じると、去り行く秋がいとおしくなる。秋の気配を探しに自転車で当てもなく公園めぐりなどをしていると、石神井公園に着いた。



十年ほど前、この近くに住んでいたことがあり、その頃はハスキー犬を飼っていたので、よく散歩に来たことを思い出した。



石神井池では釣りをしている人をよく見かける。必ずいる。しかし…



とこんなにはっきりと書いてあるのが見えないのかい？おじさん…



もちろん、このおじさんだけではなく、何の釣果があるのかは知らないが、釣り糸をたれている人がたくさんいるのだが、釣れているところを見たことがない。

釣りをしている振りをして、誰かを見張っているのか？あるいは釣り糸をたれて瞑想にふける新興宗教集団かもしれない。うかつに話しかけて、布教されてはたまらないので、早々に立ち去った。



石神井池には島があり橋がかけられている。そこに見事なもみじを発見した。



なぜかそこだけ見事に紅葉しているのだ。これはきっと客寄せのためにカラースプレーで塗っているに違いないと、近づいてみたが…



本当に、紅葉しているではないか。なんとサービス精神の旺盛なもみじなのだろう。

私はこれだけで、すっかり秋に浸って満足して家へ帰ったのだった。

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