2009-01-10 19:22:10
ボクのアメリカ滞在記 vol.3
その日のハワイは晴れていた。

アメリカの映画のカキワリの技術は世界一だ、と聞いたことがあった。

その理由がハワイに来て分かった。ハワイの空はカキワリのようだった。乾ききった空気は遥か彼方の小さな雲までくっきりと見せていた。

そうか、そうだったのか、景色がカキワリのようだから、カキワリの技術が進んだのか。日本みたいに湿気の多いところじゃあ、水墨画は発展してもカキワリは無理だよね。

そんなことを考えながら、飛行機を降りて入管手続きへ向かった。

その時、つまり、はたちのボクは出国前に丸坊主にしていた。日本では坊主頭は高校球児やお坊さんで良いイメージしかないが、欧米ではスキンヘッド=イカレタ不良のイメージがあることをその時のボクは知らなかった。

次々と入管手続きが続いていく中、ボクは止められた。

いくらお金を持っているのか、どこへ行くのか、等等、色々としつこく聞かれて、終いには別室に連れて行かれたのだ。

そう、不法滞在しそうなヤツ、に見られてしまったのだ。

別室に連れて行かれたのは三人、一人は三十代くらいのサラリーマン風の男、一人は二十代前半の女の子、そしてボク。時計を見ると、もう飛行機の出発時間は近づいている。それでも、まだボクたちを呼ぶ気配はない。

飛行機はジャンボだった。満席の乗客の中からたった三人。選ばれし三人だった。

ボクはといえば、あきらめていた。

しょうがない。ここで帰されたら、最高の笑い話を友達に提供できるなー、くらいに。

ついに、飛行機の出発時間が過ぎた。飛行機は飛んでいってしまったのか?隣で女の子が泣き出した。

さあ、どうなる?ボク!

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2009-01-08 16:41:32
ボクのアメリカ滞在記 vol.2
今考えると信じられないが、ボクがアメリカに行った30年前、1ドルは240円だった。

一番安くアメリカにいく手は、大韓航空の東京~ロサンゼルス間のチケットで、確か片道180,000円位だったと思う。さらに、ロサンゼルスからニューヨークまで、ナイトフライトと呼ばれる真夜中に飛ぶ便が一番安くて、片道40,000位だったとおもう。

ニューヨークへ行って帰ってくるだけで、440,000円。そんな時代にボクはニューヨークへ行ったのだった。

その頃、成田は大騒ぎ中だった。僕が行く頃にはとっくに開港しているはずだったのが、管制塔がゲリラに占拠され、破壊され、いつ開港するのか分からない状態だったのだ。

だから、ボクは友達の車に乗って羽田へと行ったのだった。

といっても、その頃は大森に住んでいたので、結果的に羽田の方がすごく近くてラッキーだった。

当時、羽田を飛び立った飛行機は直接ロサンゼルスに行くわけではなかった。ハワイに止まり、そこで入国監査を受けてから、再びロサンゼルスに向かうのだった。

そのハワイで思わぬ事態が起こってしまったのだ。

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2009-01-07 18:58:51
ボクのアメリカ滞在記 vol.1
はたちの時に、一度だけアメリカに行ったことがある。

それまでボクはハコと呼ばれる、クラブやキャバレーでドラムスを叩いて生活をしていた。

生活をしていたというのは、実は嘘で、何故かというと、親の家に同居していて、食費も生活費も入れず、稼いだ金は全部自分の小遣いみたいな状態だったので、生活もどきをしていたのだった。

その頃のボクは、外に飲みに行く習慣もなく、彼女もなく、金の使い道といったら、中古レコード店へ行って、フランスのマイナーなレーベルのフリージャズのレコードを買うくらいだったから、結構貯金はあった。

でも、それは彼女がいるとかいないとか、飲みに行くとか行かないとか、の問題とは違うかもしれない。なぜなら、ボクは小学校一年から自分の貯金通帳を持っていたし、小学校三年の時には誰から言われたのでもなく、金銭出納帳をつけていたような子供だったからだ。

アメリカに行って、しばらく暮らせるだけの貯金はあった。その頃はビザが厳しくて、長くても40日くらいしか貰えなかったから、もちろん不法滞在覚悟で、強制送還されるまで、ニューヨークで暮らそうと思っていたのだ。

ところが、そんな時期に修子さんとその仲間たちと出会ってしまったのだった。

修子さんは言った。

「私たちは世界的なバンドになるのだ!」

その言葉を信じたボクはニューヨークよりこっちの方が面白そうだなー、と思った。でも、お金はある。それならば悔いが残らないように、一ヶ月だけニューヨークへ行こう、ということに決めたのだった。

ボクはその頃の貧乏旅行の定番、大韓航空の西海岸まで往復チケットを買った。

そして、羽田空港からアメリカへと旅立ったのだった。
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2009-01-06 18:08:37
コンピューター手相診断
3日に靖国神社に初詣に行った時のことだ。

テキヤさんたちの屋台に混じって、コンピューター手相診断なる露店があるではないか。

500円。安いのか、高いのか、人に占ってもらうことを考えたら格段に安いが、信じていいものやら?

でも、珍しもの好きのオレとしては、迷わずチャレンジ!

500円を支払い、上部がガラスになっている箱に手を置く。そのスキャナーのような箱からコンピューターへとデータが送られ、さらにプリンターもある。

で、でできたのがこれ、

手相.jpg

オレが予想してたのは、自分の生命線とか、運命線とかが、図案化されて、それに解説がつけられている、みたいなものだったのだが、実際出てきたのは文章だけだ。

一つだけ紹介すると、

健康
健康には心配する所はありません。長命のそうです。老後は生活も安定して静かな余生が送れます。暴飲暴食をしては駄目です。注意してください。

信じていいのか?どうする?オレ!
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2009-01-05 11:31:26
初詣のはしごだぜ!
2009年も明けちまったな!オレだ!

マスコミは大不況だ何だって騒いでいるが、オレは相変わらずの躁状態でそんなことは関係ない!

新年早々、いいニュースだ。といっても、オレだけにとっていいニュースだ。

暮れに健康診断を受けた。ここのところの躁状態で、向精神薬の量は増えているし、チャンピックスのおかげで禁煙は続いているが、禁煙したら酒量が増えちまった。だから、正直肝機能に問題ありかなーと思っていたのだが、すべて正常値!

どうだ!すごいだろ!

医者が「γ-gtpの値が低いですね。お酒飲まないんですか?」

なんて、言ってやがったぜ。

毎晩飲んでるよ!

オレの肝臓はいったいどうなっているのか?まあ、これで悪いのは頭だけだって証明されたワケだ。

本題だ。

毎年、オレ恒例、バイク(自転車)での初詣めぐりだ。正確にはおみくじ引きめぐりだ。

まず行ったのは浅草は浅草寺だ。

浅草寺2.jpg

縁日でこの人出だ。

浅草寺3.jpg

参道は正面からしか入れずどこまで続いているか、分からねえほどの人だったから、参拝はあきらめ、豚玉というお好み焼きの小さいのを食って退散だ。

続いては湯島天神、ご存知菅原道真学問の神様だ。

湯島.jpg

ここは、当然のように合格関連グッズが豊富で、それを買う人で溢れてた。

湯島グッズ.jpg

そして、すぐ近くの神田明神へ、

神田入り口.jpg

それほどの人出じゃないから参拝するかと中に入ってみたら、結構人がいたので、ここでも参拝は断念だ。

神田中.jpg

最後はもちろん靖国神社で決まりさ!

靖国入り口.jpg

ここも、かなりの人出だったが、広さがほかと桁違いなんで、楽勝で参拝できた。

靖国中.jpg

靖国神社に初詣に来ているのは右翼みたいなやつだと思ったら大間違いだぜ。

普通の若いカップルが普通にお守りとか買ってるんだぜ。

でも、考えてみろよ。他と違って靖国は英霊が神様なんだぜ。246万6532柱の戦没者が守ってくれるお守り持ってていいのかなー?もちろん、そんなことは知らずにかってるんだろうがな。

ちなみに、オレはOKだ。

そしておみくじだ。浅草寺のはこんな風情のあるおみくじで「大吉」

浅草寺おみくじ.jpg

靖国、湯島は「吉」神田は「中吉」それぞれ個性があって面白い。

靖国おみくじ.jpg

神田おみくじ.jpg

所要時間2時間半の初詣はしごで、オレの今年は始まったぜ!
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